ないものに苦しめられる

前回の更新から1年以上の月日が過ぎた。なにゆえか。無事社会人と成り果て多忙を極めている、というわけではまったくなく、凝り性と飽き性のためである。やたら仔細な日記をつけて数週間で筆を折るなんてことは珍しくもない。ブログは日記のように一日サボったからどうこうというのはないので、気ままに更新したい。

 

近頃は、大学時代のサークルOBの企画するコンペに頭を悩ませている。指定されたテーマにそって作品を書き、その出来を競うという一般的なものだ。問題はそのテーマであった。

「そこに◯◯◯◯◯ペットがあったとして」。

◯◯◯◯◯ペットというのは参加者の造語である。造語が主題。

捉えようによっては、なんでもアリなのだから楽勝だ、と割り切れそうだが、せっかくなのだから◯◯◯◯◯ペットという意味不明の語に必然性を与えたい。そう考えると途端に難解になる。わかる範囲で外国語を調べ同じような響きはないかと探るも徒労。こじつけは出来そうだが話は広がらない。そして◯◯◯◯◯ペットの候補を挙げても「そこに〜があったとして」という前後の文が邪魔をする。

堂々巡りの勘案をしていると平気で1日経っていたりする。恐ろしや、なんたらペット。

締め切りまであと2週間ちょっと。進捗皆無。一応書く気はあるが、踏み切るまでが茨の道だ。星新一先生に任せたら、傑作が出来上がりそうなのにな。

 

こういう機会にしか文章書かんので、頑張りたいです。強く生きていきましょう。