夢なし職なし希望なし

公務員試験を全て終えのうのうと暮らしていた最中のこと、結果待ち3つの内2つの合否が判定された。

結果は言いたくない(考えたくもない)が、どうやら私は無職街道まっしぐららしい。

 

下手な鉄砲ですら数打ちゃ当たるのだから、まさかそんな、全部落とされるなんて、と高を括っていたが、そのまさかが起ころうとしている。よりによって自信のあった2つに裏切られることとなろうとは。残り1つは期待するにも値しないしょうもない内容だったので、殆ど諦めている。

公務員志望の人間は民間志望の人間ほど面接試験の機会はない。だからこそ私は楽ができると踏んで、この道を選んで歩いて来たわけである。代わりに就職の機会も限られるわけだが、それを承知で邁進してきたつもりだ。しかしこのザマ。悔しいことこの上ない。その機会の貧しさすら言い訳にできない。何せ私の周りの公務員志望の民は皆、とっくの昔に身を落ち着かせている。つまりこの現状は(当然のことながら)私の無能の来すところなのだ。

これからどうすりゃいいんだろう。いや、どうすりゃいいかは決まっている。就職活動だ。引き続き就職活動に身を裂かなければならない。それを考えるだけでつらい。ただでさえ公務員志望の就活期間は長い。長かった。そんな辛く険しい旅路の果てにようやくボスキャラを討伐し、万歳万歳一件落着と思ったら実はそいつは真のボスキャラの傀儡でしかなかったのである、どうなる主人公一行、俺たちの冒険はこれからだ、と、現状こんな具合なのだ。そんな恐ろしい感覚に私は今ぐるぐると囚われている。

就職浪人はできれば避けたいので、今からでも民間企業を漁るしかない。ひとまず。とにかく職に就くことだけ考えたい。就職先がブラックだろうがグレーだろうが、今はどうでもいい。雇い主を探す流浪の旅がまた始まろうとしている。

 

ここ一年半くらい公務員試験のために要した時間と労力は、今ここに水泡に帰したわけです。今なら地球の裏側まで届く慟哭をも発せそうです。

 

あぁ

 

そんな気力すらないらしい。ため息しか出ません。

書いてたらますます辛くなってきた…まぢむり、というやつか、これが…

 

強く生きていきましょう。